大学時代、受付や飲食店でアルバイトをしていた私は、就職するなら「人と接する仕事がいい」と考えていました。接客業も考えましたが、リンタツの面接で「営業事務の仕事は営業の力にも、お客様の力にもなれる仕事」と聞き、人と関われるだけでなく、役に立てる仕事という点に惹かれました。ステンレスという身近な素材のことをもっと知りたいと思ったことも入社のきっかけです。
入社すると面接で聞いていた通り、お客様と電話でやりとりしたり、関係部署のスタッフと連絡を取り合ったり、人との繋がりの中で日々の業務が進みます。ですから、自ずと関係性が深まります。特に私の部署はチームワークが良く、年間表彰を意識して、常に〝もっと良いチームにするにはどうしたらいいか〟を考える雰囲気があります。ミスをしても、「こうすれば良かったんじゃないか」とみんなで改善法を考えるチームにいると、「私ももっと頑張ろう」という気持ちになります。

これからの目標は、小さなことも積極的に吸収し、先を意識して行動できる人になること。先日、お客様にある製品の見積もりを依頼された時、私は価格と納期に加え、製品の素材についてもお伝えしました、すると、お客様から「それも知りたかったんです。ありがとうございます」と感謝されました。実は見積もり依頼をいただいた時に「この製品はどんな素材なんだろう」と気になり、調べていたんです。この行動でお客様に感謝され、信頼関係も深まりました。
私の仕事は電話でのコミュニケーションが多く、お客様と直接顔を合わせることが少ないのが特長です。面識のないお客様との電話はこちらの対応次第で納得することも不安にさせてしまうこともあります。自分本位にならないためにも、営業の仕事や上司・先輩の働きぶりに気を留めて、わからないことがあればすぐに質問して、知識を深めていきたい。そうして、お客様のご依頼に素早く応えられる対応力を磨いていきたいです。