リンタツへは営業事務の派遣社員として入社し、2015年に正社員になりました。基本的に営業事務の仕事では、お客様とのやりとりは電話が中心になります。自分が窓口となって相談やクレームが発生しても、最終的にその要望や課題を解決するのは営業の仕事。私自身がお客様の困りごとに対して最後までやりきれないことに悔しい気持ちがありました。
ある時、営業担当が変わることをお客様にお伝えしたところ「営業が変わるなら西原さんが営業担当してよ」と言われました。いただいた言葉を受けて、上司に「このお客様だけ私が営業担当をさせてください」と申し出たのですが、この時は私の職種が営業事務のため承諾してもらえませんでした。
その1年後、日々の業務での頑張りを認められ、同じ上司から「営業をやってみないか」と声がかかり、チャレンジすることに。1年間の営業同行などの準備期間を経て、2022年3月から営業になりました。今は自動車関連会社さんなど15社を担当しています。

営業の準備期間として同行をしていた時は、これから営業になる私を応援してくださるお客様がいてくれたことが励みになりました。
これまでいただいてきた、うれしい言葉は数え切れません。
たとえば、お客様から依頼を受けた機械加工品で、先方の希望予算と見合わないために、上司からも「断った方がよいのでは？」と言われていた案件がありました。お客様の要望を叶えたい一心で複数の加工会社に見積もりを出し、最終的に材料の発注と加工会社を分けることによって予算内で進められることに。お客様からも「頑張ってくれてありがとう」と言っていただけました。
他にも、お客様から「在庫を切らしていて困っている」と、当社では過去に一度も取り扱いのない商品の相談を受けたことがありました。工場に確認したら、なんとか手配できそうだという回答。即日発注・発送をかけて、配送センターの方も協力してくださって翌日には納品することができ、お客様にはとても喜んでいただくことができました。
直接「ありがとう」の言葉をいただけるのは私ですが、このようなお客様の要望に応えることができたのも、協力してくれる社内のメンバーがいるからこそ。他の支店とも交流があり、相談に乗ってもらったり、雑談をしたり、さまざまな繋がりに支えられていることを日々実感しています。